蟻の音

DJ 蟻 a.k.a. SoniCouture~おとつかい~ offical Blog。Electronica,Breakbeats,Techno,HIPHOP,Dub,Rock,Classic等の音楽に関連するDISCレビューやLIVE・PARTYレポ、DJ・DTM機材、書物・映画・TVや社会問題等について新旧問わず取り上げていきます♪
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AOKI takamasa / PARABOLICA
AOKI takamasa / PARABOLICA

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01. MIRABEAU
02. DEGNER
03. ASCARI_wet_condition
04. ASCARI_dry_condition
05. I am a part of it
06. PARABOLICA
07. LESMO
08. SF-variation-
09. 27th
10. ABBEY
Label : op.disc
Catalog#: op.disc 010
Released: 2006/10/21
Price :¥2,500(tax in)

AOKI takamasaのoffical HPは→こちら
試聴は→ こちら
HMVインタビューは→こちら

待ちに待った青木孝允のNEW ALBUMがリリースされました。op.discにおいて初の単独アーティストのAlbumとなります。そう言えばPROGRESSIVE FOrMnの時も青木さんの作品から始まったんですよね。ヘッドライナーが似あう男と言ったとこでしょうか(笑)op.discは田中フミヤと半野喜弘の2人が海外で通用する日本人の作品をリリースする目的で立ち上げられたレーベルで、主戦場はフランスを中心としたヨーロッパとなっています。

今作『PARABOLICA』は青木孝允の通算6作目のalbumに当たります。今年の5/3のYELLOWでのLIVEが神掛かっていた為、新作を首をホントに長くして待っていたのですが、期待を裏切らない素晴らしい仕上がりとなっています。前半は『simply funk』の延長線上にあるシンプルでストイックな楽曲ですが、後半にいくにつれ楽曲に多彩な色が現れ、とてもカラフルな作品となっています。今まで彼の楽曲のイメージはどの曲もモノクローム的というか、色があっても淡く光る単色でした。しかし、Tujiko Norikoとの共作『28』辺りから彼の音に多彩な色がつき始めたと感じます。SAWAIさんとの共作やACOのRemixなど様々な人達と交わる事により、外因的な影響で音に幅が広がったのではないでしょうか?その最たる結果が坂本龍一の『War&Peace』のRemixでしょう。これは教授とAOKI takamasaの色が見事に融合されたカラフルな傑作です!(教授が1曲目にもってきたくなるのもわかります♪)

もう1点特筆すべきはリズムにあります。op.discからのリリースなんで一見4つ打ちを踏襲してるようにみえますが、今作の彼が作り出したリズムを良く聴いてみてください。従来の4つ打ちとは全く違ったリズム・メイキングとなっています。実はここ最近、僕は4つ打ちというリズムの手法はどれもこれも画一的になってしまって、もうこれ以上先に進みようがないのか?とか思ってた矢先、あっさり更新してくれました。しかも一見変わったようには思えない程、自然なカタチで!これはDJ SHADOWが『Endtroducing』を発表した時、世界中が絹のように滑らかなリズム・メイキングだ!と驚愕した時の衝撃に匹敵するぐらいのモノだと僕は思っています(こんな風に感じてるのは僕ぐらいかもしれないけどw)このリズム・メイキングは自分でTRACK作ってる人は『やられた~!こんなやり方があったかぁ~...』と思ってしまうんじゃないでしょうか。

この『PARABOLICA』は音をまるでモノやカタマリが飛んで来るような従来のサウンド・デザインはそのままに、音にカラフルさ・フィーリングの多彩さを体現するコトがデキた素晴らしい1枚!④⑥⑧は特に傑作です。しかし、この内容ならジャケットをepのようにカラフルにすれば良いのにとか思ってしまうのは僕だけでしょうか?それともepはもっとカラフルなのかな?デザインが正しく音楽になった歴史的にも重要な意味を持つであろう作品。まだまだ発展途上の道半ばと感じもしますが、それが返って青木孝允の才能の巨大さを物語っていて末恐ろしいですw 日本では不当に評価が低いですが、間違いなく今、世界で音楽を更新していく最重要人物のひとりに間違いないと思います。無駄な音が一切無い完全にデザイン化されたカラフルな音が飛び回り、跳ねまくる歴史的傑作!必聴です!

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MIRABEAU ep(12inch vinyl)
01. MIRABEAU-ep-mix-
02. ASCARI_wet_condition
01. SF-variation-ep_mix
02. ROGGIA
Label : op.disc
Catalog#: op.disc 009
Released: 2006/10/?
Price :¥1,200(tax in)

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10/8(sun) sonarsound tokyo2006 2日目REPORT
10/8(sun) sonarsound tokyo2006 2日目REPORT
@恵比寿The Garden Hall / The Garden Room


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ぜいぜいぜい )))...やっとSONAR2日目まで辿り着きました。さてこの日は前日とうって変わって、SONARらしく電子音満載の日です。そして来場者もうって変わってガラっと変化!1日目の来場者は服装も華やかでHIPHOPスタイルを上品にさらっと着こなした美男美女が多かったのですが、2日目は電子の道を極めようとする人達でいっぱいでした。そこにBOOM BOOM SATELLITESファンが混ざる訳ですから、まさにカオス状態(笑)不思議な客層となっていましたw

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Toshio Iwai
岩井さんは著名なメディア・アーティストでニンテンドーDSの『エレクトロプランクトン』という不思議な音楽ソフトを作ったりしている人です。『TENORI-ON』という不思議な楽器?orインターフェイス?も開発しており、この日は『TENORI-ON』『エレクトロプランクトン』の2つも使用したLIVEでした。この方のLIVEはTVでは観た事があったんですが、生は初めて。とっても不思議な感じで音が踊っていました。音の戯れ♪いいもの観れました。あまりに気に入ったので今日勢いでニンテンドーDS Liteと『エレクトロプランクトン』買ってしまった(焦)今度、自分のLIVEシステムに組み込んでみたいと思います(笑)

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YUKIHIRO TAKAHASHI with Many Friends
高橋さんはとってもゆったりしたLIVEで心地良かったです♪北欧サウンド直系って感じでしょうか。でも、この方が歌えば全てが綺麗におさまっていくのが凄い。スペシャルゲストでHER SPACE HOLIDAYことマーク・ビアンキが1曲だけ歌っていきました。でも、みんな結構知らないみたいで「誰?誰?」て声がまわりで聞こえる(苦笑)スケッチ・ショウ以降の高橋さんのやってる事が好きならハースペの名前ぐらい聞く事あると思うけどな。それともいまの高橋さんの音が好きなんじゃなくて、YMO信者が盲目的に集まってるだけのことなんでしょうか?(実は全く同じ事を、むかしスケッチ・ショウが青山CAYでライブした時も思いました、む~)

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Nobukazu Takemura
この日、一番LIVEを観るのが怖かったのがこの竹村延和さん。最後にLIVEをみたのは随分前で(ミラノの頃かな?)その時は大阪のKARMAですぐ目の前でやってました。ここ最近、音楽やめる宣言や映像の方が興味があるなど、ファンをヤキモキさせっぱなしな訳で(笑)しかもこれまでの作品をみてもわかるように多彩なだけでなく、その時々の状態によって全くフィーリングの違う音を紡ぎ出すので、どっち方向の音を出すのか蓋を開けてみないと全く判らないんです。で、この日の音は基本ストイック・モードで所々優しさが垣間見えたといったとこでしょうか(意味不明w)映像はクレイ・アート的なモノが中心でした。たぶん映像も同時にコントロールしてたのかな?めちゃくちゃ音が太くて綺麗でした♪

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eater
この最高に楽しかったで賞は、eaterさんでした。何せ最初のKICKを鳴り響かせた瞬間に世界がガラっと変わりましたから!昨年行ったop.discのレベールショウケースでも一番良かったです(大阪でも同じ評価だったと聞きます)基本4つ打ちでポスト・クリック&グリッチといったサウンドを展開。心地良くみんな踊っていました♪CDよりも音が太くて何倍も良かったです。結局、この日踊ったのはこの時だけだったな(笑)間違いなくこれからのダンス・ミュージックを更新していってくれるアーティストの1人でしょう。今後の動向は要チェックです。

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Golden Pink Arrow♂
[Aco + Taeji Sawai(a.k.a.portable[k]ommunity) + Tanaka-Kun(Dr)]

この日、絶対観ようと思っていた最後のアーティトがGolden Pink Arrow♂だったわけなんですが、これが見事にハズレw 僕には全然ダメでした。時代遅れなオルタナ・バンドみたいな音で、椎名林檎がオルタナ・パンクやろうとしてぶっ壊れたって感じでした。学園祭バンドみたいだった。いまあんなのやる必要があるのかな?意味がわからないLIVEで10分で退席。他の友人も全員がすぐゾロゾロと出てきたのは、ある意味面白かったです(笑)

■総評 ~Sonarsound tokyo2006~
1~2日目と行ってみた訳ですが、1日目はともかく、2日目はオールナイトでやる必要性があったのかな?と感じました。2日目の目玉商品はSEÑOR COCONUT and His Orchestra plays Yellow Magic Orchestraだった訳ですが、正直オールナイト・イベントのメインに持ってくるようなアクトではないと思います。実際、一番盛り上がるはず、盛り上げなければイケナイ2時台がラウンジ色で弛緩してしまい、会場内の空気がドヨ~ンとして結局最後までそれは戻らなかったですし。あと出演者も「躍らせるために演奏するタイプ」の人も少ないですし、これなら昼間、色んな音を出す最先端を走るアーティストを集めてSHOWケースとして徹底的にやった方が方向性がブレ無くていいんじゃないかなあと思いました。いまの日本には電子音系のLIVEやDJで踊る室内イベントならエレクトラグライド,WIREがありますし、op.discの『hue』もあります。逆に昼間に行なう最先端アーティストを集めた巨大音楽見本市みたいなイベントはまだ日本には無いわけですから、下手にオールナイトに手を出さずにそっちの方向に進んでくれたら嬉しいなあとか思いました。昼間なら少々無茶なライナップ組んでも、先鋭的なLIVEやっても楽しめますし。2日目の音でオールナイトは、この手の音が好きな僕でも正直きつかったです(オールは音が合わないと逃げようがなくてキツイ)昼間なら会場の選択肢も増えるんじゃないでしょうか?アート的なロケーション・雰囲気を取り入れたいという趣旨に見合うところも増えるでしょうし。次は2日ぐらいにコンパクトに収めて、その分内容の濃い感じで開催して欲しいものです。そんなこんながいってみて、僕が感じたことです。

以上、僕の行ったsonarレポートは終わり!

か、書き上げられた(号泣)

10/7(sat) sonarsound tokyo2006 1日目REPORT
10/7(sat) sonarsound tokyo2006 1日目REPORT
@恵比寿The Garden Hall / The Garden Room


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また大分遅くなりました(汗)ごめんなさい。このBLOGは音楽によって僕の中で起きた事をゆったりと書いていきたいんでご容赦願います。(単なる言い訳w)
さて、sonar初日の本公演の感想です。この日はHIPHOPを中心に組まれたラインナップで構図的にはDE LA SOULをDJ KRUSH、DJ BAKU、DJ KENTARO 、Afra & Incredible Beatbox Band達、日本勢が迎え撃つというカタチでしょうか。そういったエンターテイメント的図式の元に、ニュー・スクール以降のHIPHOPの音楽的進歩を辿る&これからのHIPHOPの未来を暴き出すのが目的のプログラムであったように思えます。(ギャングスター・ラップ等はHIPHOPのエンターテイメント性の進化であって音楽的進歩ではない。)

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Optrum
なかなかハードコアな音でしたが、僕がいま求めてる音楽ではなかったかなあ。

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DJ BAKU
要所要所にドラムンを使った素直にカッコいいと言えるPLAYで良かったです。エフェクターの使い方が上手い。DJ BAKUの良い点はHIPHOPをベースにしながらHIPHOPの枠組みを超えて行けるところだと思います。枠に捉われず良い音ならばジャンルに拘らずにかけていき、しかもそれを誰が聴いても楽しめるようにできてしまう。それが彼を他のHIPHOP DJとは違う存在に押し上げているのでしょう。

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Del Palo presenta : GRIFFI + DJ2D2
う~ん、これはちらっと聴いたのですが、特に刺激を受けるようなものではなかったです(汗)

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DJ KRUSH
DJ KRUSHは王道。正しく王の道を歩んでいる。昨年のメタモルフォーゼでは神掛かったPLAYをしてくれましたが、この日も圧巻!時折変化をつける為にドラムンを使いますが、基本的にBPM80前後のダウンビート。しかしそのダウンビートがドラムンに匹敵するくらい疾走していて、身体を揺さぶっていくのだから壮絶です。先のDJ BAKUや後のDJ KENTAROもDJ KRUSHと比べれば、後10年は修行して来いというぐらい圧倒的でした。王者の貫禄を見せ付けてくれました。

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Eliot Lipp
ポスト・プレフューズ73という触れ混みでしたが、そんなに意外性のあるトラック・メイキングではなかったです。でもLiveはCDよりは良かったかな。CDはラウンジ色が強過ぎて退屈なんで、LIVEのような作品にすれば良いのにと思いました。

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Riow Arai + DJ DUCT feat.Nongenetic (Shadow Huntaz)
次は日本の誇るBreakBeatsマスターRiow Araiの登場です!相変わらずBeatメイキングにかけては世界中探してもこの人の右に出るの人はいないでしょう!DJ DUCTのスクラッチも冴え渡り、大盛り上がりに♪この流れるようなBEATはどうやったら作れるんでしょうか?教えて欲しいっす!ただ、内容的には以前観た時とあまり変わっていなかったので、泣く泣くAfraを観に途中で退席。

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Afra & Incredible Beatbox Band
生で初めてみたんですが、面白かったです。僕はカルチャーとしてのHIOHOPは物凄く好きでHuman BeatBoxerも映像等で昔から知っていたのですが、目の前で聴くと凄い!口でなんであんな締まった重いKICKの音が出せるんだろう!こっちは機材必死でイジってkick作ってるのに、僕等の立場は(笑)楽曲的には特に興味を惹かれるのもは無かったのですが、パフォーマンス&エンターテイメントとしては大変参考になりました。最後に「じゃ!車で帰るわ!」ブロロロロ~~~♪ドカンッ!!!!と事故って帰ったのも笑えました。みんながニッコリ笑える良いLIVEでした。

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DE LA SOUL
そして、本日の目玉商品の登場です(笑)さすが世界中からリスペクトされるニュー・スクールの生きた伝説だけあって、オーディエンスをノせるが巧い!みんな手を一緒に振り上げて会場は大盛り上がりでした♪この前のAfraがステージでさっき楽屋にDE LA SOULがイター!と超感動していたのもわかります♪誰でも楽しめるあの雰囲気は素晴らしかったです!

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DoraVideo
DE LA SOULを途中退席して、オモロイと噂のDoraVideoへ。いや~凄かった!音楽的はどうというコトないですが、映像が面白過ぎ!教授(坂本龍一)の「あほあほマン」や猫ひろしの映像がドラムとリンクして映し出される。圧巻は名曲『BLUE MANDAY』で松平 健が歌い踊りまくる瞬間でした。ある意味、DE LA SOUL超えてました(笑)

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HOME CUT
高速DJ-MIXが売りのHOME CUT。この日は1人で登場でした。ただ、確かに次の曲に移るのがとっても速いんですけど、それによって何かが生み出されているようには感じませんでした。速く繋ぐコトが音として意味があるようには思わなくてすぐに退席してしまいました。う~ん。

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DJ KENTARO
カッコイイ!この日のDJ KENTAROは素直にそう言えるGOOD PLAYを展開。みんな、その技術に惚れ惚れしてましたw いや~やっぱ凄いわ、この人。

■総評
実は僕が行った2日間の中で一番パーティとして楽しめたのは、この1日目の夜でした。それはやはりこの日がHIPHOP中心にプログラムが組まれていたからだと思います。HIPHOPという音楽の原点はパーティ・ミュージックな訳で、華もあるし、フロアとの一体感を出す為のコール&レスポンスも非常にしっかりしている。来ている人を楽しませ、もてなすのに非常に長けている音楽だということを再確認しました。ただ、SONARが目論んでいた『HIPHOPの未来の提示』という面ではどうだったでしょうか?僕はこの日、多角的な面からHIPHOPを観ての正直な感想は「行き詰まってるなあ。」でした。Prefuse73がHIPHOPという音楽をあそこまで突き詰めてしまった為、もう何処にも行き様が無くなってしまったような空気が感じられてしまいました。そう澱んだ空気が。例えばメイン・ストリートのHIPHOP界隈からは異端的に扱われる面もありますが、間違いなくこれからのHIPHOPを切り開いていくアーティストのひとりであるDJ BAKUとDJ KENTARO。この二人のPLAYの展開の仕方からもそれが垣間見えました。この二人はそれぞれPLAY特色はエフェクターとスクラッチと違いますが、この日の展開は実は全く一緒の構成をしており、同じ山を別の道と装備で登っているようなモノでした。そのPlay内容は基本HIPHOP BEAT(bpm70~115あたり)で進めていましたが、フロアを煽る時は必ずドラムン・ベースをMIXし、それが返ってもはやHIPHOPのBEATだけでは最早フロアはもって行けないんだなという事を痛感させられました。これは一緒に行っていた友人とも意見が一致してしまい悲しくなりました。もっと悲しかったのはドラムン・ベースが最早HIPHOPのオカズ的な存在にまでなってしまった事を体感してしまった事でした。この日見えたのはHIPHOPがドラムンを利用する事によって、延命措置を行なっているという事だけでした。唯一希望を見い出すとすれば、それはDJ KRUSHの存在でしょう。確かにDJ KRUSHもドラムンを使ってはいましたがあくまでそれは展開に華を添える程度で、盛り上げないといけない瞬間は全てアブストラクト・ビートで一切容赦なし。それでもBPM的には遅いはずなのに、この疾走感はなんなんだ!恐ろしく踊れます、しかも心地良く(驚)この人が居る限りHIPHOPはまだまだ大丈夫だと思いました。神です神(笑)しかし、DJ KRUSHもそろそろいい歳です。彼が求めてるのは自分を脅かすぐらいの活きのいい若い奴なんじゃないでしょうか?「いつまでも俺におんぶに抱っこでいいのかい?」そんな事を思っているような気がします。そういう意味でもDJ BAKUとDJ KENTAROをはじめ若い人達にはもっと頑張ってもらわないと、とオヤジ臭い感想を持ってこの日のレポートは締めさせて頂きます♪
(あと一日分...)

10/7(sat)sonarsound tokyo2006 Extra REPORT
10/7(sat)sonarsound tokyo2006 Extra REPORT
@恵比寿ガーデンプレイス内センター広場(Entrance Free 15:00 - 20:30)


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sonarsound tokyo2006に10/7・8と行ってきました!遅ればせながら3回に分けてREPORTしていきます。この日は前日までの大雨も上がり、嘘のように快晴♪風はビュービュー吹いてましたがw(結果的にこの風がとんでもない事態を巻き起こす(泣))恵比寿ガーデン・プレイスは小洒落た造りの商用モールで、sonar tokyoが狙ってるエレガント&スマートさを演出する為にここを選んでいるのだろうなあと思いました。実は僕にとって今回のsonaはこの日のExtraステージのラインナップが一番好みで、これ観れりゃ7割終わるなあとか思いながらステージへ♪

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Ametsub
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sonar全日程を通して一番楽しみにしていたアーティストの1人がAmetsub(アメツブ)さんでした。先日PROGRESSIVE FOrMから『Linear Cryptics』というデビュー・アルバムをリリースしたばかりです。ライブはアルバムよりもアグレッシブな感じで素晴らしかったです!只、スピーカーが小さいのと強風で音が飛ばされてしまったのが残念。結構、先鋭的な手法で作られたElectronicaなのに普遍性があり、沢山の人が立ち止まって聴き惚れる。ラップトップのLIVEを見た事が無い人達も巻き込んで素敵な雰囲気で進行していきました♪終わった瞬間に起こった万感の拍手がこの日のEXTRA最高の瞬間だったことは間違いない!杖ついたお婆さんがちょこんとベンチに座って気持ち良さそうに聴いていたのが印象的でした。sonarは、こういう空間を演出したかったんだなと実感。

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只、スピーカーが小さいのと強風で音が飛ばされてしまったのが残念。音響システムと環境がよければ神掛かっていた特別なLIVEになっていたと思います。でも、こんな不満はここから先起こる事に比べたらカワイイモノでした。

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takashi wada
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次にtakashi wadaさんが登場。ドイツのonitorから『meguro』『araki』と2枚のアルバムをリリースされてる方で、さっきのAmetsubさんよりはPOPな感じのアプローチでした。只、あまりの寒さと前日の疲労、この日はオールナイトということもあって途中で退席、Cafeへ。しかし、僕が仮眠をとってる間にEXTRAステージはガラガラと崩壊していったのでありました。残っていた知人の方々からの聞いた話を総合すると、LIVEの途中でメイン・スピーカーから全く音が出なくなり、出てているのはアーティスト用のモニター・スピーカーのみのショボショボに。どうやら音に対して「うるさい!」と怒鳴りこんで来た人がいたようで裏では大揉めに。そんなこんなで、最悪の状況でwadaさんは演奏させられ、終わったそうです。それでもやりきったwadaさんは偉いと思います。

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正直、夜中でなく昼間だし、そんな騒音という程の音量でもないと思うのですが、人それぞれということなんでしょうか?でも盆踊りの音の方がよほど大きいけどなあ。ここまで盆踊りに苦情を入れる事もないだろうし。自分の興味のない事に対しての寛容性のなさが日本の文化成熟度の低さを表してるような気がします。あ~ヨーロッパには当分追いつけないな、マジで。しかしsonar主催者はこの辺はちゃんとシュュミレートしておかないとアーティストに失礼です。ほんと。

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aus
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ausさんに間に合うように帰ってくると、上記の理由で音が小さい。それでも小さいながらもメイン・スピーカーから音が出ているのはマシな方なのか?しかし、全然聴こえない。これではausのLIVE評は書きようが無いのが正直な感想。それでもやりきったお二人には拍手を送りました!

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その後予定されていたSora + Tomonaga Tokuyamaは中止で翌日振替えに。2日目はEXTRAステージも麦酒記念館 銅釜ホールに移設。しかしそこでもひと悶着あったそうです。soraさんのLIVE直前に何の通告も無く再入場禁止に!トイレやら買い物でホールから一時退席した人達と揉み合いになったそうで、それでも入れなかった模様。来場者とかなり険悪な雰囲気になったと聞きました。この日も音響面での改善はされてなかったそうですし、2日目以降のEXTRA行かなくて正解だったかな。ちゃんと音聴かせるにはもっと大きなスピーカーがいるし、PAがステージ横でオペレーターがいちいちステージ前まできて調整しているとこなんか音に対して無頓着過ぎる。その上、横で福引きの鐘を平気でならすし、ステージ正面の物販小屋ではLIVE中も外に漏れるくらいの音量で平気で音楽ながしてるし(これ、sonarの設置した小屋です)運営者側にデリカシー無さ過ぎ! 3日目のEXTRAの写真みたら、広場に戻っていたのはいいけどスピーカーが真ん中に1個ってモノラルかよ!全体的にやりゃいいんだろって大雑把な感じで、今回のEXTRAステージは完全に失敗に終わりました。これが来場者の素直な感想でしょう。写真では見栄え良いんですけどね(笑)

(sonar1日目 mainへ続く)

ARCTIC HOSPITAL / citystream
ARCTIC HOSPITAL / citystream

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01. Cold Wrapper
02. Frost Castings
03. Our Metropolis
04. Rain Six
05. Siren On My Shoulder
06. Oel
07. Sand Remix
08. Gift Horse
09. Tulsytic Love
10. Rotating Water
11. Mitten Remix
Label : Narita Records
Catalog#: NRTCD1
Released: 2006/09/11
Price :¥2,195(tax in)

試聴は→こちら
ARCTIC HOSPITALのinfo等は→こちら

sonarsound tokyo2006行ってきました!が、写真撮り過ぎて整理が追いつかないので、後日改めてレポります(笑)で、その間に1枚discを紹介。

MERCK傘下のNARITA RECORDSからリリースされたARCTIC HOSPITALの1st.album『citystream』。このNARITA RECORDSはアナログ12inc主体のレーベルで、今作が初めてのCDフォーマットでのリリースとなります。本家のMERCKは終焉を迎えますがNARITAはAdam Johnsonが引き継いで存続するらしいです、ほっ!ARCTIC HOSPITALはEric Brayによるプロジェクトで今までは12incシングルのリリースのみでしたが、遂にalbumを完成させてくれました。飛び抜けて新機軸があるわけではないですがクリック,グリッチ,ミニマル・ダブ以降の4つ打ち系の1つの方向性をきっちり指し示したと言える傑作。FORCE INC~MILLE PLATEAUX辺りが好きだった人は間違いなく気に入ると思います。DJ的にも使い勝手抜群!クリック系はもちろん、テクノ,テック・ハウス系でも映える音色で良い仕事してます。しかも聴いてると上がる上がる(笑)artist info.にLive in Japan information soonとあるので年内に来日するかもしれません。情報が入り次第、UPします。今作はどうやらあちこちで即Soldout状態になってきてるようなので見かけたら即買いです。
NEXT FLOOR MUSICの基本となるかもしれない1枚。必聴です!

sonarsound tokyo2006 タイムテーブル発表!
sonarsound tokyo2006 タイムテーブル発表!

sonarsound tokyo 2006のTimeTableこちら

いよいよ今週末のsonarsound tokyo 2006のタイムテーブルが発表されました!これで僕は7日は15:45からsonarに参加決定ですw  ametsub、aus、soraは必見ですよ!朝まで保つかな?まあExtraステージは無料なんで終ったら、メインが始まるまで漫喫で仮眠でもしようかな(笑)

その前にTimeTableみて、考察考察♪



one day diary / fantastic laboratory
one day diary / fantastic laboratory

oneday-big.jpg
01. intro
02. photograph
03. outtasight
04. go to heaven 567
05. one dream story
06. shine again
07. hikari
08. memories and melodies
09. want you to stay
10. walks away
Label : Rallye Label
Catalog#: RYECD020
Released: 2006/07/22
Price :¥2,625(tax in)

one day diaryのmy spaceは→こちら
試聴は→こちら

ご無沙汰しています。9月中旬のDJ後、放心状態に陥り、結局10月は2回しか更新していないの気が付き愕然としました。BLOGって難しい。さて今回は以前書いたコーネリアスの記事の中で言及したこの国のインディペンデント・シーンで活躍しているアーティストを紹介します。(といっても、このBLOGに取り上げている人達はそもそも皆、アンダーグラウンドを支えてる人達ばかりなんですがw)

one day dairyは家田茂治と松永豊の二人によるユニットでRallye Labelからデビューしたアーティストです。この作品を語る前に少しだけこのレーベルの事を。このRallye Labelは石川県金沢市にあるレーベルなんですが、何と月に1作品以上とインディではあり得ないペースでリリースを続けており、先日、高橋幸宏氏の全国ツアーのオープニング・アクトに抜擢されたMiyauchi Yuriさんも所属するいま国内で一番勢いがあるレーベルのひとつにあげられます。東京発で無く、地方都市からこういった動きがあるのは本当に嬉しい限りです。さて今回紹介するone day dairyの『fantastic laboratory』ですが、そのタイトルが示すとおりファンタジックでこぼれ落ちるようなメロディアスな音がちりばめられた素晴らしい作品です。キラメクようなサウンドがとても心地良い。メランコリックさと先鋭さのバランスが絶妙で、それでいてどこか懐かしい楽曲は本当に昔の日記を読み返しているかのような甘く切ない感覚を呼び起こします。レーベルのプロフィールにもあるようにmorr music周辺やコーネリアス、DSK、昔でいえばフリッパーズ・ギター、キャンディ・フィリップ辺りが好きな人は間違いなくハマルと思います!聴く人を選ばない普遍性を携えた、まさにエレクトロニカ以降の音を奏でている名盤♪今後の成長が非常に楽しみです。是非、御一聴を!



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